交通事故の発生傾向

かつて交通事故は若年者のドライバーに多いものとされてきました。
しかし社会の高齢化に伴って、ドライバーの高齢化も急激に進み、
今では事故を起こすドライバーのかなりの割合が高齢者で占められる
ようになってきています。かつて若者が多くの事故を起こす傾向に
あった場合には、スピード違反や無理な追越などといったことによる
事故が多かったのですが、高齢者の割合が増えた今日にあっては、
ブレーキペダルとアクセルペダルを踏み間違えたことによる誤発進や紅葉03
認知的な問題も伴う高速道路の逆走事故など、旧来ではあまり思い
つかなかった事故が急激に増加しつつあるのです。このように高齢
ドライバーの急激な増加に伴って、交通安全対策も大きく変えてい
く必要があるかもしれません。つまり、かつては安全運転の鏡とさ
れてきた高齢ドライバーが、今や一転して、最も危険なドライバー
になりつつあるのです。運転免許を書き換える際に、高齢ドライバー
については自主的な返納を促すような呼びかけがなされています。
これによって運転免許を返還する高齢者も急速に増加していますが、
地方などにおいては車が足代わりとなっているのでそう簡単に免許状
を返送するようなことまでには至っていないのが実情です。今後交通
上の社会問題として大きくなっていくことが予想されます。